五條バウムとはこの五條文化博物館の別称です。設計は安藤忠雄。
1995年にオープン,当初は年間約1万9700人の人が訪れましたが,やがて年間5000人ほどにとどまるようになり,2009年にいったん閉鎖。2011年5月1日にリニューアルして再オープンしました。
2回行きましたが両方とも曇り空でした。曇天模様の下ではなにか禍々しいオーラを発しているようで……
目の前の五万人の森公園。カフェなんかもあります。バーベキューをする人も見られました。
いいところですが交通の便があまりいいとはいえないのが玉に瑕です。
来るきっかけとなったのは,全く偶然通りかかって目に付いたことでした。すぐに安藤忠雄の建築じゃないかと思いました。コンクリートの力強い存在感。いかにも住みにくそうな形(褒め言葉)。探究心をくすぐられます。
安藤忠雄の建築ということも売りの一つだろうということが,大きな垂れ幕の文字から想像できます。
「あ~カブト虫や」 その先に目をやると……
……
この建物はその名のとおりお菓子のバウムクーヘンのような形をしています。完全なドーナツ型ではなく,一部を切りとられた口の広いCのような形です。階段,もしくはエレベーターで一番上部の階にのぼり,そこから入場して階段を下っていく順路になっています。建築基準法的には地上1階地下2階の建物らしいので、入り口のあるフロアが1階なんだそうです。
展示品から学べるのは縄文時代から続くこの土地の歴史です。
一番下の階には鉄道ジオラマが展示されています。
中庭に出られます。ここ来たら是非この中庭に出ましょう。
この建物がどういう形をしているかよくわかります。
この中心に立って手をたたいたり声を出したりすると周囲の壁からの反射が中心の自分のもとに集まり,エコーがかかったような反響が楽しめます。学芸員さんが教えてくれました。
せんとくん。
五万人の森公園を少し散策。トイレで見つけた粋な標語。
散歩道と古物商の店先にいた猫など。
お疲れ様でした。
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